気になるお墓の価格と相場について

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お墓を建てたいと思った時、どれくらいの費用がかかるのかは、最も気になることのひとつです。「お墓を建てる」といってもお墓を設置する場所や広さ、お墓のデザイン、使用する石材の種類によって変わってくるので価格も一概に言えません。
大事なのはお墓を建てた後、お参りに行き、お掃除をして、手を合わせることです。手を合わせることは、今を生きる私たちにとって感謝の心を育む機会にもなります。自分一人の力で生きてきたと誇示せず、まわりの人への感謝の気持ちを忘れないためにも、供養の心を持ち続けることが大切です。
では、なぜお墓の価格がわかりにくいのでしょうか?
墓石価格の目安としては、一般的に80万円~200万円くらいが相場と言われています。
お墓の金額は、「設置する場所の大きさと環境」「石材の種類」「お墓のデザイン」「使用する石材の量」によって大きく変化します。お墓は色々な条件やそれぞれのお客様の要望によって、必要なものも変わり、それに伴って価格も変わってきます。最近はお客様の要望が多種多様で異なるので、それぞれのお客様の状況や要望を伺い、はじめて金額が決まってきまります。
では、お墓の価格は、どのようにして決まるのでしょうか?
大きく分けると4つありますが、ちょっと説明致します。

1.設置する場所の広さと環境

墓石価格の基準となるのは、墓石を建てる敷地の広さです。なぜなら、お墓は単に敷地内に墓石を置いているわけではありません。お墓にも、基礎工事が必要となります。
ご遺骨を納めるための納骨室の設置も必要ですし、これから長い間お墓を守るための地盤もきちんとしておかなければいけません。家づくりと同じで、お墓づくりも基礎工事が大切です。
次に、設置する場所の環境です。
しっかりと区画整理された霊園のような場所と山間部にあるような場所とでは、価格も変わってきます。区画整理された場所であれば、工事に必要な部材や機材、トラックなどの搬入も比較的に簡単にできます。
反対に、山奥で交通の便も悪く、人力で搬入しないといけないような場所では、墓地まで石材を搬入する通り道を確保する必要があるので、その分費用もかかります。
また地盤が緩い場所に関しては、しっかりとした基礎工事が必要となるので、基礎工事費がかかる傾向にあります。
豊東石材では、まずはお墓を建てる場所に行き、墓所の広さや環境などの現地確認をしてから、墓石の大きさやデザインを考えることをおすすめしています。
「墓所の広さ」を考えないで墓石を検討することは、設計図もないのに家を建てることと同じです。同じ石材を使ったとしても、お墓の構造や運搬費用などで変わるので、設置する場所の広さと環境で価格が変わってきます。

2.石材の種類

お墓に使用する石材の種類によって価格も大きく変わります。お墓は外に建てられているので、長い間強い日差しや雨風にさらされてしまうので、耐久性があるものをおすすめしています。
お墓に適している石というのは、何年たっても変化が少ない石をいいます。
石材の種類も多く、見た目は同じような石でも硬さや吸収性によって、石材の質も変わってきます。安い石材が、品質が悪いとは一概には言えませんが、石の目があらく水を吸いやすい石や、硬度が低い石はさけたほうがよいです。
また、海が近い場所での建立を検討される際は、潮風によって塩害があるので、その影響を受けにくい石材を選ぶほうがよいでしょう。
建てる場所によっても、選ぶ石材も変わってきますので、それぞれの石の特徴などを聞いたうえで決めることをおすすめします。
最近、国産の石も好まれています。国産と外国産の石材でも価格の違いがあります。特に国産の石は、産出量が少ないことから価値もあがり、金額も非常に高くなっています。

3.お墓のデザイン

お墓のデザインは、大きく分けると3つあります。石を3段に重ねた昔からある和型のもの、外国の墓地にあるような洋型、そして個性あるオリジナルのデザイン型となります。最近は自分好みの自分らしいデザイン墓が増えてきました。ただお墓の形が変わっても、供養する形は変わるわけではありません。ご先祖様や故人に対して、手を合わせて感謝の気持ちをこめてお参りすることが大切です。大事なのは、家族みんなでお墓へ行き、手を合わせ、供養の心を持ち続けることだと私たちは思っています。
豊東石材では、ご家族様のそれぞれの思いを込めたお墓づくりを提案しています。昔ながらの和墓はもちろん、洋墓、オリジナルのデザイン墓も承ります。ご家族の思いを込めたお墓を提案させていただきます。

4.使用する石材の量

設置する場所の大きさによって、使用する石材の量が変わるので、石をたくさん使えば高くなるのはわかると思います。ここで注意して頂きたいことがあります。それは、「石材の形」にあります。
結論から言えば、形のこったデザイン墓ほど高いということです。石材の価格は、加工前の石材の大きさで決まるということです。加工後の石材の大きさではありません。
お墓は石のブロック状のものを削って、加工してできます。たとえば半円のお墓を作るとした場合、削る部分を含めた石材が必要となります。なので、見た目以上に加工前の石材はいるということになります。
石材の量というのは、お墓の大きさではなく加工前の石材の大きさということになります。お墓が小さいからといって、値段が安いとは限らないのです。

以上を踏まえて、豊東石材ではお客様の要望を伺いながらお墓づくりを心掛けています。お墓に関する疑問やご相談がありましたら、お気軽にご連絡下さい。お墓の専門スタッフが解決致します。